いなげ矯正歯科医院

導入事例インタビュー #クリニック #接触感染 #患者さんの安心

いなげ矯正歯科医院

開院から32年、患者さんが安心できるクリニックづくりに余念のない、いなげ矯正歯科医院・稲毛滋自(いなげしげより)医院長にインタビュー。

お母さんの膝の上のように安心できる雰囲気の中で診療を

NASC:この度はナスクメディカルナノコートをご採用頂きありがとうございます。今回は稲毛先生の「安心できるクリニックづくり」について色々教えて頂きたいと思います。早速ではありますが稲毛先生がクリニックの中で大事にされていること、目指していることってどんなことですか?

稲毛滋自先生(以下、稲毛先生):とにかくコミュニケーションを大事にしています。矯正って年単位の治療で本当に長いお付き合いになるので。私たちのクリニックのシンボルにもしている写真があるのですが、医療従事者がお母さんのようにすっかり安心してもらえる存在でありたいといつも思っているんです。

NASC:稲毛先生はホームぺージで拝見したお母さんがお子さんを膝に乗せる写真の雰囲気そのままの先生でした!ホームぺージと言えば子どもの歯磨きのぺージの作り込みは本当に素晴らしいですね!

稲毛先生:「こどもがなかなか歯磨きさせてくれない…」という声がとても多かったので。こうしたらいいよ、というのをわかりやすく伝えたいと思い、当時3歳の息子にモデルになってもらって(笑)イラストレーターの方と協力してつくったんです。

NASC:稲毛先生の思いやりが溢れたページですよね。この診療所もとても素敵でほっとします。昨年3月に移転されたんですよね?

新型コロナに対応するクリニックをつくりたい

稲毛先生:2019年頃から、以前の診療室では限界があるな…と考えていたんです。

まずパーテーション。スクリーンをおろしても対応できるけどそれだとなんだか味気ないし(笑)そろそろ老朽化もしているし、と

一念発起して移動しました。最も大きな要因は「新型コロナに対応するクリニックにする」為です。

感染対策の面からもプライベート空間という視点からも、仕切りはとても重要です。しかし、しっかり区切ると子ども達は逆に不安になってしまうのでとてもこだわりました。

新しいクリニックには紫外線を利用した空中浮遊菌減少させるためのエアロシールドという機器も導入しました。その際もどうすれば一番効果が出るか、メーカーの方と検証に検証を重ねて。

NASC:すばらしいですね、徹底した姿勢が伝わってきます。

飛沫感染と接触感染、二段構えの対策

稲毛先生: 感染経路を考えると、エアロシールドで飛沫感染の対策はできたので後は接触感染をどう対策していこうか、とずっと考えていました。もちろんアルコール消毒等は医療従事者として当然実施しますけどね。

ただ待合室には不特定多数の人が来るので、患者さんも気にはなると思う。

座り方など見ていてもそうゆうところはわかりますよね。

もっと安心してもらえる環境をつくらなきゃいけないと思っていたところに、知人からナスクメディカルナノコートを教えてもらったんです。

NASC:採用の決め手はどこでしたか?

稲毛先生:専門的になってしまうかもしれないですけど、頂いた資料をじっくり読み込みまして、特許の資料が一番わかりやすかったですね!コーティングの構造等、技術的な部分がしっかり確認できたので。ただ単に抗菌剤を吹き付けるだけの製品とは違うとわかります。

NASC:コーティング剤としてしっかり評価されることってなかなかないので開発の視点からはかなり嬉しいお言葉です。

稲毛先生:酸化タングステンとバインダーの技術は御社の強みですね。

NASC:施工後のみなさんの反応はいかがですか?

稲毛先生:患者さんや保護者の方にナスクメディカルナノコートの施行が完了したこと、またこれに伴ってより安心して通院していただける環境となったことをお伝えすると安堵の表情を浮かべ「ありがとうございます」と感謝の言葉をいただいています。(ほぼ全員の方から)

 スタッフ全員からも感謝の言葉が返ってきました。より安心できる環境で仕事をする歓びとともに、スタッフの働くモチベーションもより一層揚がったように思います。

スタッフの中には幼児の子育て中の者や、親御さんの介護をしている者もいますので。

コーティングしたことで安心感が増しました。守られている感は強くなりました。

これからも安心してもらえるクリニックに

NASC:今後の歯科業界やクリニックでの感染対策ってどうなっていくと思いますか?

稲毛先生:今後でいうと「新型鳥インフルエンザ」です。これに関してはいつ来ても対応できるようにしておきたいですね。今はコロナ、コロナで隠れちゃっていますが、新型インフルエンザの本丸(新型鳥インフルエンザ)は姿を現さない。いつくるかと思うと怖いですよね。うちはおかげさまで空気中と接触箇所とで二段構えで対策できていて、今はベストな状態だと思います。二段構えで対策しているのはうちだけではないかな??

NASC:完璧な抗ウイルス対策のモデルクリニックですね!

稲毛先生:矯正歯科は年単位のお付き合いになるので新型コロナが来たから「ハイ辞めます」とか「お休みします」ということはできないので常に高い意識をもつようにしています。それは私の務め。

基本的に矯正歯科は保険外です。保険外としてのそれなりのサービスを提供する者として十分な配慮が必要であると思っています。

医療関係者としてできることは安心の環境づくり、そこしかない。これからも安心してもらえるクリニックであり続けたいと思います。

NASC:稲毛先生、ありがとうございました!

施工風景